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クラシック四期 時代によって変わる演奏

こんにちは♪
横浜市南区蒔田 あきもとピアノ教室のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

パッヘルベルのカノン、という曲があります。

この曲は1680年に作曲された、ヨハン・パッヘルベルの作品です。

小学生にも人気があり、多くの編曲版でも演奏されています。

クラシック音楽は、4つの時代に分けて

バロック、古典派、ロマン派、近代

と曲の演奏の仕方が変わってきます。

バロック音楽はまだピアノが誕生していない時期の曲でもピアノ曲の楽譜になっているものがあり

リズムやペダルは使えないので、ピアノで音が切れないように弾く注意が必要だったりします。

メトロノームも、ベートーヴェンの時代にできたと言われているので

ベートーヴェン以前の曲はテンポはゆっくりなはずなのです。

小学生がパッヘルベルのカノンを弾く時、こういう知識を頭に入れて弾く練習をしてもらいます。

そうしないと、現代のスピード感が曲に反映されてしまいクラシック音楽の良さが失われてしまうからです。

ただ指を動かせばピアノが弾けるわけではなく、曲のバックグラウンドをしっかり理解する必要もあります。