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ピアノレッスン 長く続いているお子さんの特徴

こんにちは!
横浜市南区蒔田 あきもとピアノ教室のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

先週の土曜に、上大岡ひまわりの郷ホールにてピティナステップがあり私の生徒さんも出演されました。

個人情報保護のため、画像や動画掲載は出来ないのですが皆さんとても頑張って素敵な演奏を聴かせてくれました。

第一部から夕方、夜間まで第七部と続き、六部に出演されていたお子さんで

大変素晴らしい演奏をされていたので帰り際、お話を聞いてみました。

高校一年生のお嬢様が演奏された曲 
J.S.バッハ  平均律第2巻第23番ロ長調
ショパン  エチュード op.25-11「木枯らし」
ラフマニノフ 絵画的練習曲(音の絵)op.33-6 変ホ長調

約15分に渡る演奏を、高校生が何と素晴らしいと聞いた所、音楽高校にお通いとの事。

今回の曲は、高校の定期試験の課題曲との事でした。

お母さんに「ピアノは弾かれるのですか?」と聞くと全く出来ないとの事(・o・)

お子さんも、小学3年まで電子ピアノを使っていたとの話でいろいろなお子さんがいるな・・・と思ってお話をお聞きしました。

ここまでのハイレベルになると、私の音大時代の友人達は大体がお母さんが音大出身で

小さい頃からグランドピアノがあり、しっかりと防音室が用意されている感じなのですが

生まれてからそういう環境なので、親の敷いたレールに歩かされているのが嫌になるのか大学に行っても全く違う仕事に継いたり

ピアノもなんのために弾いているのか分からなくなる友人もいたりと

音大に入ったからといって、教員を目指す等の人とはまた違う場合等いろいろある訳です。

今回のお子さんの演奏の何が良かったかというと、自分が、本当に弾きたい、と全身から伝わる演奏だったという感じです。

ショパンやラフマニノフは、続けて弾くだけで相当な体力が必要で、本気でピアノが好きで弾けるようになりたいと思わないと当たり前ですが弾けません。

そこで、音の感じがただ綺麗なだけではなく高校生らしい純粋さや一生懸命さがダイレクトに伝わってくるのです。

普通に、ピアニストレベルなお子さんでした。

こういうお子さんも、たくさん出演されるピティナステップは、希望すれば見学も可能です。

長くピアノが続くお子さんは、このお子さんのお母さんを見ていると見極めている という所でしょうか。

情報を取ってくるのは親の役目、やりたいなら思い切りやりなさいと環境を与えてあげているのだろうと今回のお子さん、お母さんを見ていて思いました。